バンクーバーで生活する場合「賃貸と持ち家」ではマイホーム購入が圧倒的に優れている理由

あなたは「賃貸派」ですか、それとも「持ち家派」ですか?

僕は完全に「賃貸派」でした。

日本(実家のある田舎)で生活する場合なら、今でも「賃貸派」である考えは変わりません。

そもそも家を買うまとまったお金が無いので、実際に家を購入するというコトすら頭になかったのが正直な理由です。

その他「賃貸派」だった理由
  • ローン返済に追われる生活が嫌。
  • 毎月のローンより、家賃の方が安い場合が多い。
  • 実家の家の価値が低い。(土地&物件)
  • 日本は「空き家」の数が多い。
  • 持ち家=負債

家賃が低くても生活するのに十分なスペースの物件に住んでいたので、無理して夢のマイホームを購入しようという意識にはなりませんでした。

バンクーバーでも賃貸が最強で、家なんで購入しない。

わざわざ負債(持ち家)を進んで持ちたくない。

何も疑問を持たずに高い家賃を払いながら、暮らしてきました。

そんな僕ですが…

カナダのバンクーバーで生活して4年が経過しますが、遂にマイホームを購入しました。

マイホームといっても、一軒家ではなくコンドミニアムの一部屋です。

頑張ってマイホーム購入の頭金を貯金。やっとこさローンを組める状態まで辿り着いてすぐ、迷わずマイホームを購入しました。コロナ渦の先が見えない状況の中でさえ、僕のマイホーム購入を止めることはできませんでした。

何故ここまで考え方が変わったのか?

実際には変わったわけではなく、アップデートされたイメージです。

その理由を書きたいと思います。

キーポイント

資産価値の高い物件を購入できれば、マイホームの購入は大正解

この記事のターゲット層
  • バンクーバーに移住する考えがある人
  • 「賃貸」か「持ち家」か悩んでいる人
参考にしたブログ

リベラルアーツは両学長が、お金の知識をYoutubeやブログで非常にわかりやすく説明してるかなり有益なコンテンツです。

特にこのブログの記事の内容には、僕の頭の中の考えを「パッと後押し」して頂きました。マイホーム購入を決めた後も、やはり「賃貸」が良いんじゃないか?マイホーム購入はリスクなおか?などetc…

「なんか腑に落ちない」マイホーム購入でしたが、最後には「きちんと考えて判断した結果、マイホームを持つ」というリスクを負うことに対して前向きになれました。

【バンクーバー】マイホーム購入が賃貸より優れている理由

リベ大両学長のブログを参考にじぶんなりに考えてみた結果…

バンクーバーで住宅購入が賃貸より優れてる理由を4つ発見。

【その1】住宅価格が下がらない

あくまでも過去のデータを元に推測すると…

バンクーバーに建てられている住宅価格が「右肩上がり」だから。

1977年~2021における、一戸建ての平均価格(バンクーバー)

引用元:CBC Canada

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: average-price-house-vancouver-800x378.png

コロナ禍での住宅販売価格(バンクーバー)

引用元:CBC Canada

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: vanocuver-house-sale-800x399.png

グラフからわかるように、バンクーバーにおける「持ち家」の資産価値が減衰しないのが特徴的。

一戸建てに限っては資産価値が下がらないどころか、年々上昇する傾向さえあるのが特徴。

現在バンクーバーで一戸建てを購入しようと思うと、2~3億ぐらい必要です。

ワンルームのコンドミニアムでさえ、最低でも6千万円はします。

家を買うなら資産価値の高い家を買おう

リベ大両学長
資産価値の高い家とは
  • 購入時より住宅価格が上がる物件のこと

極限まで言い換えると…

借金して住宅を購入しても、最終的に売れば「借金がゼロ」になる。それどころかプラスの利益を得ることも可能。

もちろんバンクーバーの住宅価格がこのまま上がり続けるとは限りません。何かがきっかけで暴落する可能性もあると思います。

【その2】賃貸料金がかなり高額

個人的には、マイホーム購入を考え始めた理由は「家賃がクソ高い」のがきっかけ。

バンクーバーに引っ越してきて、一番最初に借りたアパートの毎月の賃貸料金が約$1600でした。

(ワンルーム、洗濯機は共用スペース、ペット禁止)

日本では、約6万円の賃貸を支払っていた僕からすると信じられないくらい高額で生きていけないと当初思っていました。

日本では、約6万円の賃貸を支払っていた僕からすると信じられないくらい高額で生きていけないと当初思っていたにゃ。
しかも年毎に2%ほど家賃が上げられたにゃ。大家が毎年2%までなら家賃を上げることが法律で可能なのを知ってさらに衝撃をうけたにゃ。

最初のアパートは約2年でグッバイ。あの部屋の内容で2階も値上げされたら住む気失せるよ。

(最終的に$1800程度まで提示された…)

驚きなのが、そんな劣悪環境な場所にも関わらず、入居を希望する人の数は後を絶たない。

理由は住宅の数が足りてないのが原因。

2020年における1ベッドルームの平均賃貸価格(バンクーバー)

引用元:zumper

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: vancouver-rent-cost-2020-800x370.png
毎月の住宅ローンの支払い

コロナの影響が大きく影響して、カナダの住宅金利がかなり下がりました。

住宅金利が下がる=ローンの支払いが減る

多くの人がこれを機に、違約金を支払ってでも、新たに住宅ローン契約を結びました。

毎月の住宅ローンの支払いを、賃貸(毎月支払う賃貸料)で暮らすより低く抑えることが出来れば家計の負担が減ります。浮いたお金を投資などに回すことができます。

僕達の場合
  • 住宅ローンの支払いが、賃貸より低く抑えれる(約$150)
  • 住宅ローンの金利は4年間固定(1.54%)
  • ローンを再度結び直すときに、購入物件の資産価値が下がってなければ「家賃が実質無料」だと認識できる。

住宅ローンの更新時に、住宅の資産価値が下がってなければ(上昇していれば)、住宅を売却して新しい場所に移り住んでいる同僚もいます。

彼曰く…

住宅ローンの先払いは絶対にしない。住宅の資産価値が上がるんだから、いい物件があればいつでも移り住んだ方が良いと。実際にこの方法でウン前万円ほど利益を上げてるんだから凄い。

結果論で良い思いをしてますが、住宅価格が上がり続ける保証は無い。

【その3】カナダは移民大国

日本では少子化が問題視され、人口減少が予測されます。その結果「空き家」の数が増えます。需要と供給の関係で、人口が減ると空き家が増える。つまり住宅の資産価値が下がります。

カナダは移民大国です。

Population count and population growth in Canada

According to selected scenarios, there would be between 40.1 and 47.7 million people in Canada by 2036 and between 43.0 and 63.8 million by 2061, in comparison to 33.7 million in 2009. According to the medium-growth scenario, the Canadian population would reach 43.8 million by 2036 and 52.6 million by 2061.

引用元:https://www150.statcan.gc.ca/n1/pub/91-520-x/2010001/aftertoc-aprestdm1-eng.htm

カナダ政府の統計によると、今後40年間カナダの人口は増え続けます

現状でさえ住む場所「住宅」の数が足りてないのに、これからさらに人口が増加すると益々、需要と供給の関係が崩れますます、住宅の価格破壊が続くのではないかと考えます。

40年後のことはわかりませんが、住宅の資産価値が維持されるだろう要因のひとつとして考えても良いと考えました。

人口密度とロケーションは超重要
  • 人が多い=好立地

マイホームを売りたくても、買い手がいないと成立しませんん。

どんなに物件が良くても、人がいないと無価値です。

人が集まる場所など、ロケーションの良い立地にある物件を購入することができればマイホームの価値がゼロになることは無いと思います。

【その4】カナダはインフレ傾向

コロナの影響も関係してると思いますが…

バンクーバーでも「モノ」の価格が上昇してます。

上昇してるモノ(例)
  • 光熱費
  • ガソリン
  • 人件費
  • 食料品

明らかに身近なモノの価値が上がってます。

現金の価値が下がるので、みんな「土地・建物/金・銀/ダイヤモンド」などの現物資産を重要視する傾向になると考えます。

言い換えれば…

インフレが続けば、住宅価格もそうそう下がらないだろうと予測できます。

何故インフレで不動産の価値が上がるのか
  • 不動産=現物資産

そもそもインフレとは…

物価の価値が上がることでお金の価値が減少する経済状況のコトです。

インフレによって「お金」の実質的な価値が下がるので、モノを買うのに今まで以上のお金が必要になります。反対に「現物資産」の実質的な価値が上がるので、不動産や金などはインフレの影響を受けて値上がりする傾向にあります。

インフレ下では…

不動産の価値とは反対に、住宅ローンの金利は下がる傾向があります。

ローン金利が低い間に「固定金利」の契約を結ぶことができれば、インフレは住宅を購入するのに適したタイミングだとわかります。

バンクーバーではマイホームを購入せよ

正直に言うと…

この記事を書いたのは自分の行動(住宅購入)を肯定したいがためです。

バンクーバーで私達の住む場所を提供してくれてありがとう。
バンクーバーでペット可の賃貸物件は少ないし、あっても家賃が高いからきっと正解だにゃ。

猫ちゃん達も感謝してるんで、大丈夫でしょう。

バンクーバーで「賃貸」より、「住宅購入」がベターだと思った理由は他にもあります。

参考までに書いておきます。

その他
  1. 住宅ローン金利が過去にないほど低かった。
  2. 中古物件でも、価値が上がり続けている。
  3. 新規の物件が建ちにくい。(ダウンタウン)
  4. 賃貸でペット可だと、物件が限られる。
  5. 住宅購入に対する、税金控除などがある。
  6. 老後になっても「住む場所」があるので、気持ちが楽になる。
  7. 住宅の資産価値があがれば、売却することで利益を上げることが出来る。

ここまでは「住宅購入」に対するベネフィットばかり書いてきました。

一方で住宅購入に対するデメリットもあるコトを忘れてはいけません。

僕の場合は、メリットとデメリットを比較して「メリット」の方が多かったので住宅を購入するというリスクをとりました。

デメリットに関してはココでは書きません。ググると色々出てきます。

むしろ住宅購入に関しては、デメリットの方が多いです。

まさか自分が住宅ローンを組んでまで、マイホームを購入するとは思ってもみませんでした。

間違いなく僕の人生史上、もっとも高額な借金です。

物件購入が「負債」ではなく、「資産」であることを切に願います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

住宅を購入するまでに調べたり、実践してきた内容も知りたい人は是非その他の記事も合わせて読んでください↓

バンクーバー以外でも、不動産は資産になりえる

今回学んだコトは、マイホーム購入も「不動産投資」になるということです。

これまでは「住宅購入=負債」という偏った考えでした。

バンクーバーで暮らすことになり、こちらの常識に触れるコトで、少しづつ考え方が変わり始めてるコトに気づかされます。より大きな視点でモノ事を考えるようになった気がします。

資産価値の高い物件を購入できれば、マイホームの購入は大正

リベ大両学長のこの言葉は、住宅購入しようと考えてる人不動産投資をしたい人にはめちゃくちゃ参考になる言葉であないでしょうか。

僕のマイホームが資産価値の高い物件であることを、切に願います。10年後にわかるかな。笑

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