カナダのバンクーバーに在住3年経過しました。
僕と同じように他国からカナダに移民してるCo-workers (仕事仲間達) が、バンクーバーで家を購入してる姿に影響を受け初めました。
家 ≠ 一軒家
一軒家は軽く1億超えるので、僕の言う「家」とは一軒家ではなく「Condominium」、「Apartment」、「Town house」です。
家の種類については、この記事には書かないので詳細を知りたい人はググって下さい。
現在はバンクーバーで賃貸生活をしており、住宅購入についての知識はゼロです。
これから書く内容は、Mortgageについて学んだ内容を自分の頭に落とし込むために書いて行きます。素人が書く内容なので100%で、真に受けないようにしてください。
家を購入するにあたって、絶対に理解しておきたいMortgageの内容
興味のある人は一緒に勉強していきましょう。
Mortgageとは何だ?


イメージとしては借金じゃないかにゃ。
カナダ政府のWEBサイトによると…
A mortgage is a type of loan often used to buy a home or other property. A mortgage allows the lender to take possession of the property if you don’t repay the loan on time. The property is the security for the loan. Normally, a mortgage is a large loan and is paid off over many years.
超簡単に直訳すると…
Mortgageとは日本でいう「住宅ローン」にあたるものです
Mortgageを借りる人を「Mortgagor」、反対に貸す銀行などを「Mortgagee」と呼びます。
Mortgageを利用する理由
Mortgageを利用する理由は至極当然で、家を購入するため。
家電製品を一括で購入するように、「家」を一括で購入することは普通ではない。
金利を払う代わりに、住宅ローンを借りて何十年かけて返済していくのが普通です。
これは日本もカナダも一緒。
僕が思う違いは、バンクーバーの住宅価格は日本と比べてもベラボウに高い。
東京と比べると、バンクーバーはかなり田舎です。
それでも住宅価格を比較すると信じられない結果に。
2020年現在
バンクーバーの平均住宅価格は$1,360,773 (約1億)
東京の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は約3,768万円
バンクーバーは中古物件ですら高い。
築何十年だろうと、一軒家だと5,000万円以下を見つけるコトができません。

そんな高いのに家を購入しようとしてるのは何故かにゃ?

バンクーバーの住宅価格が下がらないからにゃ。
ここ何十年も住宅価格は右肩上がりなんだにゃ。
これが、仕事仲間の皆が多額のMortgageを借りてまで「家」を購入する理由みたいです。
一般的に日本で住宅を所持することは「負債」として扱われますが、バンクーバーでは「資産」として認識されてると思います。
リスクをどうとらえるかは人によるので、上記の考えは完全に僕の主観です。
またMortgageを利用できれば…
高額な賃貸料金を毎月払っていますが、Mortgageを借りることが出来れば「家」を購入することで長期的に見れば毎月の返済額が、現在払ってる賃金より低く抑えるコトもできそう。
その他の理由
その他、Mortgageを利用する理由。
言い換えれば、「利点」は何か?
- 金利が他と比べて低い
- クレジットスコアが上がる
- 税金控除がある
- 余剰資金の投資先としても使える
クレジットカードなどの金利と比較しても、Mortgageの金利は低い。
例:クレカが約19%に対して、Mortgageは4.79%
(あくまでも例です。金利は条件により変化します。)
今は「どんな利点があるのか?」、概要をぼんやり捉えるだけで、詳細は今後勉強して記事にしたいと思います。
Mortgageは誰でも利用できるのか?
僕自身はMortgageを借りれるのか?
そもそも選ばれし人しかMortgageは利用できません。クレジットスコアなど「お金」に関する信用が低いとMortgageは借りれません。
誰でも借金できる訳ではないです。

もう少し広い家に引っ越したいにゃ。
ご主人様達、共働きだから引っ越せるにゃ。

ワンルームだと隠れ場所がなくて、プライバシーがないにゃ。
私達の秘密部屋が欲しいにゃ。
Pre-approval
Mortgageを借りるコトができるかどうか悩んだら、Pre-approvalに挑戦しましよう。
銀行などの“Mortgage lender (住宅ローンの貸手)”に出向いて、自分がMortgageを借りるコトができるか事前に知るコトができます。
- 最高でいくら借りるコトができるか (金額)
- 金利はいくらか
Pre-approvalで提示された内容は3か月程度ロックアウトできるので安心です。
現在の僕の立ち位置がココです。
時間のある時に銀行に行って、相談してみます。
僕個人の感想ですが…
家を購入するかどうかは別にして、自分がMortgage利用できるのかどうか知るコトは今後カナダで生活する上で知っておくほうが良い内容の一つではないかと思います。
Mortgageはどこで借りるか
銀行以外にもMortgageを貸してくれる場所はたくさんあります。
一番条件の良い場所でMortgageを借りましょう。
- 銀行
- クレジット・ユニオン
- Mortgage Broker
身近なところでは「銀行」や「クレジット・ユニオン」です。銀行によっても「金利」が変わってくるので時間がある人は比較しすると良いでしょう。
時間が無い人は「Broker」を通して、家探しをすると良いです。
取敢えず現状は概要だけ捉えます。また詳細は実際に僕がpre-approvalに挑戦する際に得た情報などを含めて別記事で紹介できればと思ってます。
Mortgageの種類
Mortgageと言っても、1種類では無いです。
代表的なのは「Open」か「Closed」の2種類です。

「Open mortgage」は1年以下の短期契約が普通で、金利が高め。返済金額を多く払って、契約期間を前倒して返済可能なので柔軟性に優れてるにゃ。

「Closed mortgage」は金利が低く設定されているが、契約内容を変更するのに費用が発生。前倒しで返済する場合に制限があるんだにゃ。
また、これだけに限らず…
- 固定金利か変動金利
- 契約年数
- Hybrid mortgage
返済条件によっても変わってきます。Hybrid mortgageというのは「Open」と「Closed」を組み合わせた契約です。
どの契約が一番自分に合ってるかを見極めるのが、大切です。
Mortgageはいつ借りるのがベストなのか

家を購入するときめたタイミングだにゃ。
今年が「過去イチで金利が安い」などの理由でMortgageを借りるのは、あまり賢いとは思いません。(凄く魅力的なのは間違いないが…)
「Pre-approval」で、現実的に保有できる物件がどれくらいの価格のものか知ることが大切。
Pre-approvalで提示された金額以下の物件をリサーチして、良い物件を発見できた場合に…
初めて、Mortgageを利用しましょう。
まとめ
記事を書きながら、知識不足が多いコトが良くわかりました。
Mortgageについて学んで気が付いたコトで驚いたのが、Mortgageのアドバンテージの多さでした。
「マイホーム」の購入はリスクの塊で、僕の中では1mmも考えて来なかった内容ですが…
周囲の影響から、その捉え方が少しづつ変わってきています。
実際に購入できるか、するかどうかは分かりませんが「Pre-approval」に行くことは決めました。
今後も「マイホーム」購入に進展があれば、その経験から「僕の主観」を含めて記事にしていけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
そもそも、Mortgage (モーゲージ)って何だにゃ?