環境対策?カナダでビールは店頭表示金額+消費税だけじゃ購入できない。

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僕の少ない収入の一部はビールなどの酒に変わります。

色んな味のビールを飲んできましたが、お気に入りができました。

「Phillips – Blue Buck」

最近はコレばっかり飲んでます。

理由は日本のビールの味に近くて、値段が他と比べて安いから。

 

毎週のようにビールを購入するのですが、最近まで気づかなかった事がありました。

今回はそんな気づきについての内容です。

ビールが思ったより高いぞ

「あれ?」

店頭価格はセールで$10.99なのに何でこんなに高いんだ?

もしかしてセールプライスにしてないんじゃ…

ちょっと怒りを込めながら、レシートを確認すします。

「おー。ちゃんと$10.99になってるじゃないか。」

???

もうちょっと詳しくレシートを確認します。

馴染みのない表記が…

Recycle Deposit (リサイクル・デポジット)$1.20

ビールとは別に消費税+Recycle Depositが加算されてます。

いったいRecycle Depositとは何なんだ?

という事で調べました。

Recycle Deposit

ゴミを減らす事を目的としてリサイクルできるビンや缶などについては、あらかじめ販売する時にDepositをかけて販売してます。これらをリサイクルセンターに持参する事で予め支払ったDepositを回収する事ができます。

こうする事で飲み終えたビール缶やビール瓶などのポイ捨ての数を減らす、つまりは環境保全の点に於いて効果的だという理由でRecycle Depositのシステムがあります。

Recycle Deposit対応品目

Recycle Depositの対応品目は主に「飲料水」に関するモノで、缶、ビンそしてペットボトルなどになります。

品目 値段/1pc
ジュース缶(アルミ) $0.05
ビール缶(アルミ) $0.1
ペットボトル $0.05
ジュース瓶 $0.05
ビール瓶 $0.1
ワイン瓶 $0.1
ジュースパック $0.05
ジュースパウチ $0.05

ほんの一部の内容で、サイズによっても値段は変わってきます。アルコール飲料とノンアルコール飲料によって、値段が違うことが面白いです。

詳しく知りたい方はコチラ→Encorp Return It

返金を受ける方法

きちんとリサイクルできる状態にしてから…

  1. 購入した場所
  2. Return It TM Bottle Deposit

家から近いどちらかに持参すると返金を受ける事ができます。

ちなみに…

僕はBC LIQUOR STOREでいつもビールを購入するんですが、今まで一度も空き缶などを持参している人を見た事がありません。

なので普通はReturn It TM Bottle Depositに持ってくんだと思います。

何で推測文なのかと言うと…

Recycle Deposit自体知らなかったから。

普通にリサイクルのゴミ箱に入れてました。

でもわざわざ持って行くコトも面倒くさいな…

でも勉強のためにも一回は持参してみたいと思います。

まとめ

Recycle Deposit自体の取り組みは個人的に大賛成です。

購入する側は余分なお金を支払わなければいけませんが、個人の努力で返金を受ける事は可能です。それより、バンクーバーで中々ペットボトルなどのポイ捨てを見かけない理由がきちんとあったという事に納得しました。今までは公衆のゴミ箱の数が多いからだと思ってました。

またカナダのBreweryに皆が空き瓶を持参して、Fill Upしてもらってる理由もきっとココなんだと気づきました。

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