カナダにワーホリしようと思っている人へ。まだ遅くありません。本日付けでも約4000人の枠が残ってます。前年度は9月に定員到達したそうなので、まだ焦る必要はないです。まだ悩んでいる人で、少しでも行きたいという人は申請だけでもする事をお勧めします。ワーホリの許可が下りるまで、結構時間がかかるからです。
そんな僕も先日ワーホリの許可が下りたので、Visaの切り替えにアメリカとカナダの国境を陸路で越えてきました。バンクーバーはアメリカのシアトルまで車で約2時間半でいける距離と聞いて、初めて陸路で国をまたぎました。実際は検問でかなり時間がかかり…シアトル行きはキャンセル、そしてベリンハムという街に変更という不始末。国境でかなりの渋滞。それでも今回はVisaの切り替えが目的だったので、そんなに苦痛ではありませんでした。シアトルに行ってみたかったのが本音ですが、ベリンハムの田舎町もそれなりに楽しめました。
陸路で国境を越えよう
バンクーバーから陸路でアメリカに行く方法にはバス、電車、そして車があります。
値段を基準に比べると…
バス < 電車 < 車
時間を基準に比べると…
車 < 電車 < バス
どの手段で国境を越えようと、イミグレーションでかなりの時間を要します。アメリカはガソリンがバンクーバーの3分の1の値段だった事を考えると、誰かと一緒に出掛けるなら車が一番お勧めです。(2017年2月のバンクーバーのガソリン代は約120円/L。対してアメリカのベリンハムでは40円/Lでした。)アメリカはガロン表示なので数字だけみると「高っ!」って事になるので、お忘れなく。そして車だと、目的地まで直で行ける事が一番の強みですよね。
アメリカ国境入り口
参考までに…
バス | Quick shuttle |
Bolt bus (お勧め) | |
電車 | Amtrak Cascade |
これだけは忘れるな
- パスポート
- IMM5812 (Work permit申請後に貰う、最後の手紙)
- 日本帰国便の航空券、もしくは2500CAD以上の段高証明
- 保険の内容をコピーした紙
これらを忘れると、ワーホリではなく観光Visaでの入国って事にもなりかねません。逆にこれらがあれば、イミグレーションの手続きはスムーズに行われます。嫌がらせのような質問はされないでしょう。最終チェックは忘れずに。
陸路でのカナダ入国の流れ
- 車で税関
- 隣接するイミグレーションオフィスに行く
- work permitを貰う
ここでのポイントはwork permitを貰う事です。車に乗って他の人と同じように税関を受けるのですが、その時にIMM5812の紙を見せるのを忘れないで。もし忘れると…そのまま何もなかったかのようにOKを貰い、work permitを持たずにカナダに入国してしまいます。(IMM5812はwork permitではありません。)しかも滞在期間が6ヶ月なので、いつの間にかVisaが失効していたなんて怖い事にもなりかねません。
ワーホリ入国の場合にはwork permitを貰うため、必ずイミグレーションオフィスへ行くよう別途指示されます。イミグレーションオフィスでは持参した書類の提示が求められ、簡単な質問をされます。
参考までに、僕が受けた質問事項は…
- 日本で何やってたの?
- 具体的にカナダで何するの?
そう、たった2つでした。
色んな質問に対応できるよう考えてきたのに、ちょっと残念。
最後に、「何か質問あるか?」と聞かれて終了。
work permitはパスポートにホッチキス止めされてました。名前、有効期限などの間違いがないか必ず確認しましょう。
所要時間は15分くらいでした。これも混雑の状態に左右されると思います。
ちなみにバスで行く場合には、当然ですが乗客全員がイミグレーションを通過しないとバスは発車しません。
米国境から30分の町、Bellingham
シアトル行きを時間の関係から断念した僕は、目的地をベリンハムに変更。グーグルマップで国境から近いそれなりの町を探した結果ベリンハムにしました。
バンクーバーとシアトルの間にあり、多くの人は素通りすることが多い町だと思います。それでもバンクーバーの地元人はアメリカにショッピングのため、ベリンハムまで足を運ぶのでしょう。(スーパーに駐車してた車にBC州のナンバープレートが多かった)後で調べて分かった事ですが、ベリンハムは自然に関する観光スポットが多くありました。今回はベリンハムの町中を歩いて回っただけでしたので、次回があればベリンハムの自然を満喫したいと思います。
ここからBellingham
Spark Museum
Bellinghamの中で一番評価が高かった場所。Spark Museumに行ってきました。電気について実際に見て、体験して学べる場所でしたので紹介します。
博物館は電気がどういう風に発明され、発展していったのかが分かるよう順番に展示されていました。また子供が楽しめる空間も併設されてます。やる気のないおじさんにより淡々と進められる電気のショーも、最後には盛り上がりを見せてました。もちろん全て英語なのでリスニングの勉強にもなります。
展示物をボーッと眺めていたら、一人の係のおじいちゃんが詳しく説明してくれたのも良い思い出です。結局そのおじいちゃんは館内1週、最後までプライベートツアーをしてくれました。英語もろくに喋れない僕に…ありがたや。


営業時間と入場料
営業時間 | 水曜 ~日曜 | 11AM ~5PM |
料金 | 大人 | 8 USD |
子供 | 5USD |
詳細はオリジナルHPで確認できます。
また、博物館の前に有料のコインパーキングもあります。
まとめ
陸路で国境を超えるのは初めての経験でしたが、Visaの切り替えには最適でした。飛行機となると費用がかさむんで。陸路でも当然、問題なくVisaの切り替えができることがわかりました。でも…飛行機で旅行ついでに他の観光名所に行くのも良いかも。
陸路でバンクーバーからアメリカを移動するときは、スピード表示に注意。バンクーバーは日本と同じでキロ表示。対してアメリカはマイル表示です。あとはガソリンがリットルではなく、ガロン表示です。気を付けて運転してください。
個人的には、ここで紹介したBellinghamの町はお勧めです。観光客があまり訪れない場所もあってか穴場的なスポットとなってます。Visaの切り替えにシアトルではなく、ベリンハム。もしくは、シアトル行きの休憩スポットとしてベリンハムに行ってみてはどうでしょう。
最後までありがとうございました。
コメントを残す