バンクーバーで生活する上で、切っても切り離すことのできない問題が「お金」です。
その中でも僕達が直接支払う税金について知ることは大切だと思います。
特に毎日の買い物やレストランでの外食で支払う消費税については、直接僕達の生活に関わってくる税金なのでここで確認しましょう。
何も難しいことはありません。
日本と同じで数%の消費税が支払いに加算されるだけです。
一つ違うのがカナダは州ごとに消費税が違うことです。
このポイントさえ押さえれば自分がどれだけ消費税を払うのかわかります。
また一般的に日本の消費税は安いと言われてますが、カナダは一体どうなのでしょう?
合わせて確認して頂ければと思います。
カナダの消費税について
ここでは消費税と書いていますが、正確にはSales taxsと呼ばれるものです。
Sales taxには先ほど書いた通り2種類あり、「GST」と「PST」となってます。
毎回の支払いをレシートで確認すると…
こんな風にGSTとPSTが両方表示されます。
最初に見た時にはちょっと疑問に思いますよね。
GSTとは
GSTはGoods and Services Taxの略称で、カナダ政府=国に支払う税金です。
税率は「5%」でほぼ全てのモノに対して課税されます。
もちろん例外もあって…
- スーパーでの一般的な食べ物の購入
- 処方箋発効後の薬
- 女性用衛生用品など
調べてわかったことですが、牛乳やパンそして肉やハムなど一般的にスーパーで買う食べ物にはGSTが基本かからないんです。これは以外でした。
このレシートをみて貰えるとわかると思います。
↑GSTが0.09CADで合計額の5%徴収されてない事がわかります。
先ほども書きましたがGSTはカナダのどの州にいても一律で5%です。オンタリオ州などは13%と表示されてますが、これはHSTとして徴収されているからです。この場合レシートにはGSTではなくHSTと表示されているはずです。HST=GST+PSTと覚えていいと思います。
PSTとは
一方PSTはProvincial sales taxesの略称でカナダの州に支払う税金です。
(僕はバンクーバーで生活してるのでBC州に支払います)
バンクーバーがあるBC州では、現在「7%」です。
その他の州は…
引用元:Wikipedia
PSTにも当然支払わなくて良い場合があり…
- Basic groceries shopping
- 新聞や本
- 子供服
- 自転車
- 頭痛薬などの医薬品
もっと詳しく知りたい方はBC州のHPで確認できます。
実はもう一つ…
HST( Harmonized Sales Tax )と呼ばれるGSTとPSTを組み合わせた税金がありましたがBC州では現在使われてません。このHSTの方が税金が一つにまとまるので僕達消費者にとっては分かりやすくていいのにと個人的に思うところはあります。
LiquorやTabaccoは高課税
日本でも最近どんどん値上がりしているビールやたばこですが、バンクーバーでも同様です。そもそもの値段がバンクーバーは日本に比べると高額ですが…
ビールやワインなど、Liquor(酒類)に関しては PSTは「10%」徴収されます。
たばこ(Tabacco)に関しては、1本につき¢27.5税金が徴収されます。
- 1箱20本入りのたばこ – $5.5
- 1箱20本入りのたばこ – $6.88
- 1カートン – $55
自分で作る、紙巻きたばこに関しては1gにつき¢37.5徴収されます。
ちなみにマルボロ1箱の値段は、$14みたいです。これに税金が加わるので、たばこ1箱につき…約$20します。銘柄により値段は多少上下すると思います。
カナダ自体がたばこの販売を良しとしてないので、かなり強気な価格設定となってます。ちなみにメントールは禁止されてます。こちらではイチゴ味など可愛いベープ(水蒸気たばこ)を吸う人が多い気がします。
まとめ
今回はカナダのSales taxについて簡単に書きました。
バンクーバーで生活する中で合計12%の消費税が徴収されます。もちろんこのSales taxsが免除される商品もあるのは事実ですが、消費税が10%を超えるとやはり「高い」と感じます。
それと税金はもちろん消費税だけではありません。
これからカナダで暮らそうと考える人にとって、税金などモロに僕達の暮らしに関わってくる情報を発信していきたいと思います。
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