海外で職探しをするときに作成する3つの提出書類。
- レジメ (履歴書)
- カバーレター
- リファレンス
履歴書が必要なのは、当然だけど「カバーレター」って本当に必要なの?
カバーレターの作成は企業毎に内容を変えないといけないし、一生懸命作っても実際に読まれてるのか謎です。
「正直、労働対価に対して割に合わない」
そう感じてる人も多いのではないでしょうか。
僕自身の経験から導き出した、考えをまとめます。
現在、海外で職探しをしていてカバーレターについて悩んでいる人に参考になればと思います。
カバーレターとは、簡単に言うと「セールスレター」です。
履歴書に書いてない「強み」や「思い」を載せて、企業にアピールする書類です。
カバーレターって本当に必要なのか?
結論から言います。
「カバーレターは必要ない」
これが僕の結論です。
正確に言うと…「レジメ作成にもっと時間をかけるべき」というのが正しいです。
レジメ・カバーレター作成講座に参加して、色々なポイントを学びました。
講座はとても有益で、間違いなく僕自身のレジメ・カバーレター共に上達したのは疑う余地がありません。
では、インタビューまで繋がった回数が増えたかどうか…
「ほぼ変化なし」
残酷ですが、それが現実でした。
そもそもカバーレターが読まれる確率は?
カバーレターが読まれる確率は、レジメが採用担当者の興味を引いた場合に「参考」にされる程度です。
言い換えると…
いかに素晴らしいカバーレターを作成しても、読まれなければただの時間の無駄ということ。
あくまで採用の「入り口」はレジメで、カバーレターは「補助」なのです。
How important is a cover letter? A cover letter is important as about 26% of recruiters read cover letters and consider them critical in their decision to hire. Another study on employer preference suggests that 56% want applicants to attach a cover letter to the resume. A CareerBuilder study found that 49% of HR managers consider a covering letter the second best thing to give your resume a boost (number one being customizing your resume.)
引用元:https://zety.com/
さらに言うと…
「3割」に満たない企業しか、実際はカバーレターを読んでない数字がでてました。
これを見ても、まだカバーレター作成について悩みますか?
カバーレターを書いた方が良い場合
いままでカバーレターの作成について、ネガティブな意見ばかり書いてきましたが「注意点」を書きます。
本気で働きたい場所があるなら、やれること全てに全力を出しましょう。少しでも「確率」が上がるなら、他の候補者たちと差別化するためにも、カバーレターは作って損はありません。
それに悔いが残っても「嫌」ですし…
- 第一志望の場合
- 事務系の仕事を目指す場合
- セールスの仕事の場合
- 文字を書くことが、最重要視される場合
- 文系よりの仕事の場合
カバーレターは「あなた自身のセールスレター」です。
誤字脱字はあるか?
文字使いは正確で、正しいかどうか?
セールス・ライティングは出来るか?
など…ある程度の「技量」を計る、ものさしになります。採用担当者からすると、候補者を絞る「基準」になるのではないでしょうか?
上記の職を目指すのであれば、カバーレター作成は「アドバンテージ」になります。
カバーレターを書かない方が良い場合
圧倒的な「効率」の点を考えると、第一志望が無い場合はカバーレターは書かない。
レジメだけに焦点を当てた方が、はるかに良いです。
特にIndeedなどの「オンライン求人」に申し込む場合は、重要度「低」です。
出来るだけ「応募する数を増やす」、数打ち戦法で戦う人にとっては「負い目」でしかありません。
カバーレターは志望するか会社に「どれだけ役に立てるか、働きたいか」を伝える書類なので、レジメのように統一した内容では意味がない。逆に求人内容と違う「とんちんかん」な内容を書いてしまい、マイナス評価を受ける場合もある。
- 第一志望がない
- とにかくどこかで働きたい
- アルバイトを探す
- オンライン求人に申し込む場合
- 誰かの紹介で申し込む場合
海外で「一番確実」に仕事を見つける方法は、知人などの紹介による方法です。
信頼できる人からの紹介、一番「影響力」があります。
その理由が知りたい人はコチラの記事も読んでみて下さい↓
知人には…先生、教授やインストラクターも含むので、学生などで「学校を通して申し込む場合」にはカバーレターはいりません。成績や、出席率の方が大切です。
カバーレターって本当に必要なのか決めるのは、あなた次第
ここまでカバーレターの必要性についての僕の考えを読んで、どう思いましたか?
実際に僕を雇ってくれた会社には、カバーレターは提出してません。
レジメだけです。
他にもインタビューまで繋げるコトができた会社に、カバーレターを提出したのは「1社」のみでした。
その会社のインタビューでは、カバーレターに書いておいた内容を質問されたので「カバーレター」には目を通してなかったのかもしれません。
カバーレターのネガティブ性について書いてきた訳ですが、それは僕の「職業柄」かもしれません。
応募する企業ごとに、カバーレターを作成して時間を「浪費」してた過去の自分に「カバーレターの必要性」を伝えても意味は無い。結果論と言えば、それまでです。
あなたが仕事を探す「目的」によって、カバーレターを作成するかどうか決めてください。
海外で仕事を見つけるのに…
「100%、カバーレターが必要では無い」
そのコトを伝えたい、ブログ記事でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。海外で仕事を探している人、頑張って下さい。
本当に志望する「会社」がある場合には、カバーレターは作成しましょう。